【🔍目次】
【🔍よく分かる解説】
(1) 消防法施行令第1条で規定されており、正しい。
(3) 消防法第7条第1項の規定で、誤り。
(4) 消防法第7条第2項の規定で、建築物の防火に関するものに違反をしていなければ、同意を与える旨規定されている。よって誤り。
(5) 正しい。
【🔍よく分かる解説】
①消防同意は、建築基準法の規定による建築物の新築、増築等に係る許可、認可又は確認に対して行われるもので、工作物は消防同意の対象とはならない。高圧ガス保安法等は防火上の目的を有するものが該当し、すべての法令が消防同意の対象とはならない。なお、火薬類取締法に基づく都道府県知事の製造施設等の設置、変更等の許可は、消防同意の対象とされている。よって誤り。
②消防法第7条第2頂の規定で、正しい。
③正しい
(4) 設問のとおりで、正しい。
(5)消防法第7条第1項及び建築基準法第93条第1項の規定で、正しい。
消防同意の要件は法令で規定する建築物の防火に関するものであり、消防同意に関係する防火の規定としては、次のようなものがある。
① 建築構造に係る規定
建築物の主要構造部等、開口部の防火戸、特殊建築物の外壁等に関するもの等
②防火区画に関する規定
防火区画、防火壁、建築物の界壁・間仕切り壁及び隔壁等
③ 避難施設に関する規定
特殊建築物等の避難及び消火に関する技術的基準、屋上広場等、排煙設備の設置・構造、非常用進入口、非常用の照明等
④消火活動に係る規定
非常用の昇降機、特殊建築物等の避難及び消火に関する技術的基準等
【🔍よく分かる解説】
①正しい。
② 消防法施行規則の規定に基づき、消防用設備等又は特殊消防用設備等の種類及び点検内容に応じて行う点検の期間、点検の方法並びに点検の結果についての報告書の様式を定める件(平成16年消防庁告示第9号)第2の規定で、正しい。
③消防法第17条第3項の規定で、正しい。
④消防法第17条の2の3第1項にて消防法第17条第3項による総務大臣の認定を受けた特殊消防用設備等について、偽りその他不正な手段により認定又は変更の承認を受けたことが判明したとき、設備等設置維持計画に従って設置、又は維持されていないと認められるときに、認定の失効ができることとされている。よって誤り。
⑤消防法第17条の3の2の規定で、正しい。
A. ④
【🔍よく分かる解説】
①消防法第17条2の5第1項及び消防法施行令第34条第1号の規定で、適切。
②消防法施行令第34条第2号の規定で、不適切(防火対象物の用途に関係する。)。
③消防法施行令第34条第5号の規定で、適切。
④消防法施行令第34条第4号の規定で、適切。
⑤消防法第17条2の5第1項及び消防法施行令第34条第6号の規定で、適切。
☟※参考・関連ブログ
皆様、“遡及” という言葉を聞いた事はありますでしょうか。📖
☑ 法律をその施行以前になされた行為や生じた事実にさかのぼって適用すること。または法律要件の効力をその成立以前にさかのぼらせること。
参考:大辞林
お気づきの通り、消防法も “遡及” して適用されるケースがありますから、ここで条件を確認しておきましょう。💡
※より分かりやすく「ボジョ」の “【法令共通】消防法の遡及適用とは?用途変更の特例も解説【過去問】” で解説しました。
【🔍よく分かる解説】
①消防法施行規則第31条の3第1項の規定で、正しい。
②正しい。
③消防法第17条の3の2、消防法施行令第35条第2項の規定で、検査の対象とされているのは、消防法第17条第1項の政令若しくはこれに基づく命令若しくは同条第2項の規定に基づく条例で定める設備等技術基準又は設備等設置維持計画に従って設置しなければならない消防用設備等又は特殊消防用設備等である(※ただし、検査の対象から除かれている設備等に簡易消火用具及び非常警報器具がある)。よって誤り。
④消防法施行規則第31条の3第1項の規定で、正しい。
⑤消防法施行規則第31条の3第4項の規定で、正しい。
A. ③
【🔍よく分かる解説】
①消防法施行令第7条第2項第1号の規定で、消火設備である。
②消防法施行令第7条第2項第3号の規定で、消火設備である。
③消防法施行令第7条第2項第7号の規定で、消火設備である。
④消防法施行令第7条第6項の規定で、連結散水設備はこの消火設備ではなく、消火活動上必要な施設に該当する。よって誤り。
⑤消防法施行令第7条第2項第10号の規定で、消火設備である。