第1 用語の意義


この節において、次に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各項に定めるところによる。 

  • 1 漏電火災警報器とは、電圧600V以下の警戒電路の漏えい電流を検出し、防火対象物の関係者に報知する設備であって、変流器及び受信機で構成されたものをいう。
  • 2 変流器とは、警戒電路の漏えい電流を自動的に検出し、これを受信機に送信するもので、その構造に応じて屋外型及び屋内型に分類されるものをいう。
  • 3 受信機とは、変流器から送信された信号を受信して、漏えい電流の発生を防火対象物の関係者に報知するものをいう。
  • 4 警戒電路の定格電流とは、警戒電路の最大使用電流をいう。
  • 5 負荷設備総容量とは、低圧屋内電路に接続されている電気機器の容量(キロボルトアンペア又はキロワット)の合計値をいう。
  • 6 契約容量とは、契約上使用できる最大容量(キロボルトアンペア又はキロワット)をいう。