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消防署“予防担当者”の就活(フィクション)

“予防課”という消防設備や防火管理の部署
殆どの消防署には“予防課”という消防設備や防火管理の部署がある。

今週は立続けに3回 “消防検査” を受ける機会があり、その際所轄消防署予防担当の方3名に以下の質問をしてみました。🎩

 

『就活の時点で消防署に予防課があるの知ってましたか?』🚒

 

3名の返答は、以下の通りでした。💡

知りませんでした。もうペンを握りたくないと思ってこの仕事を選んだのに…。』

知りませんでした知ってる奴いたら相当マニアですよ。』

知りませんでした前は違う署の現場にいたので、異動の際は驚きました。』

 

コチラの事実に基づき、“働き方” について考えていきます。 🌱

就活時に気付けない“働き方”


この記事は、以下の3部構成で書いていきます。🎱

 

✍(´-`).。oO(あくまで管理人の個人的意見でして…、、バイアスたっぷりですから事実と多少ズレがあることを御考慮下さい…。。)

  1. 学生時代における“予防担当者”の就活とは?
  2. 配属や異動の“アクシデント”に対する納得感
  3. “ウソ”の種類とこれからの誠実な働き方は?

1-1. 予防担当者の就活を想像


消防署内定の道のり
消防署に内定するまでの道のりは…?

管理人も就活をした経験があります、予防担当者と同様に。👔

 

まだ防災屋のボの字も知らない頃、大学生協に “某、本気になったら系” の公務員試験対策予備校の営業担当者が簡易ブースを設けてビラを配っていました。📝

 

手に取って眺めた際に “消防士” もそこにあり『消防士…いいなあ!』と思った事を記憶しています。🚒💭

 

魅力的に思った理由は一点『勤務中でも合法的に筋トレなどが可能で、身体が鍛えらそう。』という感じでした。💪💦

 

そこで「消防士ってどうやってなるんですか?」と興味本位で公務員予備校の営業に聞いてみると以下のような返答が…。💡

 

「試験を受けたらなれるけど、箱根駅伝出場者とか体育会系のエリートばっかりみたいだから止めておいたら~


1-2. 分岐点


分水嶺
消防官になるかを分ける“分水嶺”は?

うーん、、…とそこで管理人が諦められた理由としては “学んできたことが活かせそうにない” 位のものでした。(;´・ω・)💨

 

要はそれ程なりたいという “熱意” という本気度がなかったということだと解釈しています。⏰

 

ところが、特になりたい職業が定まっていない “グラグラ” な状態だと、本当に “筋トレ” などのインセンティブが動機になり応募することも十分考えられます。🌽💦

 

そうすると『思ってたのと違う…!!』となりますね。💔

 

✍(´-`).。oO(何事もやってみないと分からないですが…。。)

 

ここで何が言いたいかというと、予防担当者の方も始まり方は “僕らと同じ” ような働き方である可能性が高いということです。🚩


1-3. 様々な“予防課”の雰囲気


異世界 湯屋
異世界のような雰囲気も…。

消防検査の際に、気さくに話して下さっていた “人間味を感じる” 予防担当の方と、後日消防署内の予防課事務所にてお会いした際に “別人のように冷たい対応になっていた” というような経験、皆様はありませんでしょうか。🚒((((;゚Д゚))))❄💦

 

例えるならば『湯婆婆の前でのみ、ハクが “セン!コッチ来い!” とまるで初めて会った他人のように接してくる様子』です。👵❕

 

🏮(´-`).。oO(あれ…、、ハクっていうヒト2人いるんですか…??)

 

下手に特定の業者と関係を築いてしまうと不平等になったり、上司の目線等のリスク回避云々が関係あるのかな…、というような正誤の分からない邪推はさておき、ピリピリしたムードである為、仕方なく、この “働き方” をしているのかもしれない…などと推し量ることから円滑なコミュニケーションが始まると思います。👮♪


2-1. 配属や異動を許容できるか


“消防士”のイメージ
典型的な“消防士”のイメージ。

身体を鍛えて、防火服を着て…という業務を想定して消防署にいざ就職すると、“予防課” という消防用設備防火管理面の指導をして消防法の遵守を促す部署に配属されてしまった。📚

 

…という事が、実際に起こっている可能性が示唆されます。🚒💦

 

予防課の現場では、もちろん勤務中に筋トレなどはできませんし、来署者の事務的な対応や消防検査で終日追われることになります(所轄消防署によって“忙しさ”は異なります)。

 

ここで以下の “警防課との働き方のギャップ” を考えてみます。💡

  • “火消し” 担当者は、結果に対して感謝される。
  • 消防用設備防火管理の指導は、ときに文句を言われる。

この 真逆” ともいえる地域住民(お客様)からのフィードバックに、果たして “納得” して業務に取り組めるでしょうか。🍎🍏


2-2. 業務内容の予想し易さ


消火訓練
消火訓練に立ち会う予防担当者。

では何故 “予防” の業務があることを、就職してから知るという現象が起こるのでしょうか。🐘💨

 

理由の一つに『消防官の仕事は、火を消すこと。』というようなパッと思い浮かぶイメージが先入観として、広く世間に浸透している為、“こういう仕事” と自分の中で解決しやすく、事前に調べるまで至らない事が考えられます。🚒(´・ω・`)💭

 

一方、例えば “総合職” に応募する際は、文字通り何をするかパッと分かりませんし、大手企業ではどこで働くかという場所も分かりません。🗾💦

 

ですから、企業研究・業界研究は必須ですし、それを怠ると後々困ることも予想できますので事前に “調べる” のが当たり前になっているわけです。

✍(´-`).。oO(どちらにせよ実際にやらなければ分からないのですが…。。)


2-3. “総合職”だから諦められる!?


レール
レールは誰が用意するもの?

民間企業や国家公務員は “総合職” という形でのエントリーになるので、希望の部署と実際の配属先が異なることについて予想をしておくことは可能でしょう(驚くことも多々ある)。💣

 

とりあえず規模の大きい企業に入ることができれば、何でもやってやる!…と意気込んで、まるで何でもできるかのような勘違いをしてしまう “大手志向の罠” にハマる気持ち、分かります。🏢

 

いずれにせよ就社がゴールになると、後に路頭に迷います。🏁

 

そして、自分が本当に “どこに配属されても納得して仕事ができる” かどうかは、実際働いてみないと答えが出ません。💡

 

これらは管理人の個人的な意見であり、体験談でもありますから『詳しくは “採用情報” へ』といった具合です。👥✨


3-1. 二種類のウソ


仮面
その“仮面”は誰の為ですか…?

就活というのは “市場に自分を評価してもらう” という側面もありまして、その際に実態を “盛ったウソ” という方便を使う事もあるかと思います。🍚

  1. 企業を騙すウソ。Ex. 御社が第一志望です。など様々
  2. 自分を騙すウソ

もちろん面接する側は、就活生の発言を一から十まで全て信じているわけではないでしょうが、時には本音を言われちゃ困ることもありますので仕方が無い場面も実際にはあるでしょう。💡

 

問題は自分まで騙し切って、その場凌ぎの結果を残してしまう事です。💔(;´Д`)💦

 

就活の “通念” として最も一般的なゴールに “大手企業の内々定” がありますが、こちらの達成だけ考えて行動してしまうと最終的に “企業”と “自分” の両方が不幸になるという悲惨な結果が…。。🚮


3-2. モチベーションと“誠実さ”


“個の時代”に協力し合って成果を収める
“個の時代”に協力し合って成果を収めるには…?

特にこれからの時代では “働き方” が随分変わってきます。⏰

 

アメリカ人心理学者で「ポジティブ心理学」の第一人者でもあるマーティン・セリグマン氏は、人の幸せは以下の5種類に分けられると唱えています。✋(´-`).。oO(あなたはどれですか…??)

  1. 達成
  2. 快楽
  3. 良好な人間関係
  4. 意味合い
  5. 没頭

肝心なのが、“ヒトによって軸が異なる” ということです。🌎❕

 

世代や育ちが違う事によって “モチベーションの格差” があるのは当然であって、それらを考慮した上で “如何に当事者とって有益なのか” を “本当に” 考えて行動することが、仕事をする上での “誠実さ だと思っています。👔(´・ω・`)💭


3-3. “イズム”


野球 イズム
“スポーツ”や“仕事”に共通する貴方の“イズム”は?

そして自分の軸が何かを考え、答えを出していかなければ “他人の人生を生きているような感覚” になってしまいます。💔(;´Д`)💦

 

さわやか会社員であれ、あんしん公務員であれ、起業家であれ “自分に対してのリーダーシップ” が無ければ何も始まりません。💡 

 

ルーズヴェルト・ゲームという作品に登場する青島会長が “イズム” という言葉を用いて次のような事を話されています。⚾

 

「会社の数字には、ヒトの数字とモノの数字がある。仕入れ単価を抑えるといったモノの数字ならいくら減らしてもかまわん。だが、解雇を伴うヒトの数字を減らすなら、経営者としてのイズムがいる。お前にはそれがあるか?」

 

要は、周囲を巻き込む責任ある社会人の業務において、理論上の正解でなく “人間そのもの” が持つ意志が試されるという話です。🔥

参考:ルーズヴェルト・ゲーム


3-4. “社会人の皆様”の世界


就活生が養うべき“目”と“芽”
就活生が養うべき“目”と“芽”は…。

“仕事をする場” というのは自分の価値観に強く影響し、良くも悪くも “定規” のような正誤の無い個々のバイアスが徐々に形成されていきます。🔎⤴

 

それをどこで作るかを選べるのが、就活ではないでしょうか。👔

 

そのチャンスが “サイコロ振り” になってしまっては危険ですから、こればかりはよく考え、情報を徹底的に収集して “自分で” 心の底から納得いく答えを出していくしかありません。🎲

 

以上、初めは予防担当者の就活を想像して終わるつもりでしたが、そこから議論を “仕事” にまで発展させてしまいました。🙈🙊🙉

 

要はヒトには “軸” があり、それを育てて “イズム” にしていくことが、最終的に全体の幸せに繋がるという事が言いたいです。🌱


4. 終わりに


念のため誤解が無いように補足するが、予防課について就職時に知らない事自体に何ら批判の意図はなく、それがむしろ当たり前のことで、その状況から “一つ先を見て仕事に邁進している” という事について、一度考えを整理したかった。🚒

 

市民のためとはいえ、時に厳しい予防課の方々も、我々と同じように迷いながら “正しいこと” をしてくれているのだと思うと、より感謝の気持ちが湧き出てくる。👮💭

 

2018年3月の “月間フェスク” という消防・防災業界誌の62ページから【田舎消防の情熱】という予防課の方のメンタリティについて寄稿されており、著者である岐阜市消防本部の藤井氏には強烈な “イズム” を感じる。🔥

 

📖(´-`).。oO(著作物の内容を丸々ここで紹介するわけにはいかないが…、、是非多くのヒトに読まれて欲しいと思う…。。)

 

その中で気になったのは “ハズレクジ” という小見出しのつけられた以下の記述である。

『予防業務への異動は「ハズレクジ」だろうか。少なくとも5年前まで、当消防本部では明らかにハズレクジだった。』

『予防担当者は皆、「現場に戻りたい」と言っていた。そして彼らの言う「現場」への異動が決まるとガッツポーズで去っていった。』『「現場へ~」しかし、「命がけの災害活動をしたいんだ」と言っているものは誰一人としていなかったはずである。』

『彼らの言う「現場」とは、単に、非番のある「隔日勤務」なのだ。』

 

上の分を読むと、もうお気づきの方もいるかもしれないが “イズム” が欠如していることについて言及していることが分かる。💡

 

 

逆に言うと、“イズム” の有無が、ハズレクジという結論になるかどうかを決定づけているともいえる。🔮

 

そしてこれは、何も予防課に限った話でなく、あらゆる “仕事をする場” に当てはまることだと思っている。🏢

 

確かに就活の時点では、藤井氏のようなメンタリティを持つことは難しいし、現実的に考えて求められないのかもしれない。👔

 

しかし、最終的に自分を含む社会全体の事を考えると、“イズム” 無しではとても幸福という状態にはなり得ないと確信している。🗽✨

 

ここであえて “現場” という言葉を使わせてもらうが、予防の現場” でも志が感じられる担当官にお会いすることがある

 

法的根拠に基づく的確な指導や、管理権限者に対する公正な対応など、思わず、素晴らしい!と感動する仕事を現場にてされている。☞

 

その姿を見せつけられた際、このような方がもっと増えれば、世界は確実に良くなるだろうと素直に思った。🌱

 

管理人自身の “イズム” も長い間かけて、多くを見定めて形成されてきている。🐈

 

生意気かもしれないが、ただ世の中を良くしていきたい。🌎⤴

まとめ


  • 消防検査” を受ける機会があり、その際所轄消防署予防担当の方3名に、就活の時点で消防署に予防課を知っているか質問したところ、3名とも “知らなかった” という事実から、予防担当者の方も始まり方は “我々と同じ” ような可能性が高いと分かった。✅
  • “就社” がゴールになると後に路頭に迷うことになるので、よく考え、情報を徹底的に収集して “自分で” 心の底から納得いく答えを出していくしかなかった。✅
  • “如何に当事者とって有益なのか” を “本当に” 考えて行動することが、仕事をする上での “誠実さ だと思った。✅

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コメント: 4
  • #1

    藤井浩平 (土曜日, 28 4月 2018 23:43)

    読んでいただき、また、お褒め頂き、ありがとうございます。
    頑張ります。

  • #2

    管理人 (日曜日, 29 4月 2018 12:18)

    >藤井浩平 さま
    なんと!((((;゚Д゚)))))))ご本人様!!!

    こちらこそ熱い寄稿を読ませて頂けたことに感謝の思いでいっぱいです!�✨

    弊社は大阪市の零細企業ですが、いつの日か強烈なイズムを持たれる藤井様と、何らかの形で共に仕事をし、世の中を良くできるチャンスがあれば最高だなと思います。

    それを掴むために、日々邁進していきます!�

    コメントありがとうございました!!

    ✒️( ´ ᵕ`).。oO(今後とも‥、、よろしくお願い致します‥。。)

  • #3

    市橋 洋幸 (金曜日, 10 8月 2018 00:21)

    たまたま、ヒットしたこのサイト
    まさか、藤井本人のコメントに出会うとは

    ダイバーシティしよう。
    もう、いいんじゃないか。

  • #4

    管理人 (月曜日, 20 8月 2018 13:56)

    >市橋 洋幸 さま
    コメントありがとうございます!

    そうなんです、直々にコメント頂いてしまいまして…って藤井様の知り合いの方でしょうか…?

    ✍(´-`).。oO(多分偉い方だと思いますので…、、ご無礼お許しくださいませ…。。笑)

    ダイバーシティ、つまり多様性と言うのは昨今いろいろ言及されていますね。
    この記事では特にモチベーションとイズムについて触れていますが、要はこれまでは枠にはめようとし過ぎていたんだと思います。

    ガッツポーズをするほど予防課が嫌な人がいてもいいと思います。
    ただ、そうならば『やりたい!(もしくは挑戦してみてもいいかな…)』という人が入ってきやすいように工夫しなければならないかと思っていて、転職や人材の流動性の議論に広がっていくかと。

    実際に忙しい中央消防署や北消防署にて、市役所の方?といいますか外部の人が予防業務にあたっているのを最近見かけます。
    逆にお世話になっていた予防課の方が市役所の建築の方に異動になったという話も聞きました。
    これは、現場にてダイバーシティが必要不可欠になった為、起こっている現象なのかとみております。

    また、立入検査にあっては大阪市では委託という形で消防設備振興協会の方々が街中を回って“査察結果通知書”を発行しまくっていますね。これも信用が担保できれば、より民間に委託されてもいいかなと思います。

    色んなやり方で、もっと良くなっていけばいいですね!