![消火栓ボックスの中にある遠隔起動ボタン](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=495x1024:format=png/path/saedceb5af74caefd/image/i02b03efe486c72c2/version/1594779045/%E6%B6%88%E7%81%AB%E6%A0%93%E3%83%9C%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%AB%E3%81%82%E3%82%8B%E9%81%A0%E9%9A%94%E8%B5%B7%E5%8B%95%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%B3.png)
消防法施行規則第12条〔屋内消火栓設備に関する基準の細目〕7のへにて、消火ポンプの “起動装置は、直接操作できるものであり、かつ、屋内消火栓箱の内部又はその直近の箇所に設けられた操作部(自動火災報知設備のP型発信機を含む。)から遠隔操作できるものであること。” と謳われています。📙(´∀`*)ウフフ
屋内・屋外消火栓は防火対象物の至る所に設置されていますから、それを使用する為に逐一ポンプ室に行って消火ポンプを起動させなくてもその場で遠隔起動できるようにと定められているわけです。👉🔘
ところが、この遠隔起動ボタンの認知度が低いという異常事態がTwitter上にて発覚してきたので、声を大にして広報します!📣
◎ 消火栓使用方法の穴埋めをガチレスした結果…
①ホース
— 青木防災㈱【公式】🧯 (@aokibosai) 2018年2月15日
②バルブ
③遠隔起動ボタン(消火ポンプが回ります)
④表示灯(消火ポンプ動作中は赤色灯が点滅します)
ホースを延長し、バルブを開けただけでは配管内の水が出るのみで威力は殆どありません。
必ず消火ポンプを起動させて、勢いよく水を噴射させることが消火栓活用で肝心なところです。 https://t.co/X8KEziqTUC
上記のようなツイートの応酬をさせて頂いたところ、消火栓の遠隔起動ボタンの部分について本当に知られていないことが分かってきました。🐥💦
ありがとうございます、大変恐縮でございます。
— 青木防災㈱【公式】🧯 (@aokibosai) 2018年2月15日
実際に遠隔起動ボタンが押されず、消火活動に至ったが使用できなかったという事例が報告されております。
その為、こちらの“消火ポンプを回す”手順は広報すべきであると感じております。 pic.twitter.com/mXQchoxs8Q
◎ 遠隔起動ボタンが押されず消火栓が活用できなかった事例
◎ 消火栓“使用方法”大喜利の様子
— 株式会社石井マーク (@ishiimark_sign) 2018年2月14日
💯(´-`).。oO(何ですかコレ…、、面白過ぎるでしょ…。。)
— 株式会社石井マーク (@ishiimark_sign) 2018年2月15日
ちょっと考えてみたんですけど、難しいです!!
— 青木防災㈱【公式】🧯 (@aokibosai) 2018年2月15日
そして気づいたんですが…石井マークさん、画像を伸ばして解答欄を広げています!!テクニックが駆使されています!!(;´Д`)笑
◎ ボタンを押す人とバルブを開ける人‥
オカン様!!そうなんです!!そこ押さんとポンプ回らへんのです!!!
— 青木防災㈱【公式】🧯 (@aokibosai) 2017年10月7日
ポンプ回さへんかったら、もう全然威力無いんで消火なんでできまへん!!!! https://t.co/aGPH4BplCZ
✍(´-`).。oO(オカン様も指して下さっている “遠隔起動ボタン” を押すことはご理解頂けたかと思いますが‥、、バルブを開けるのも忘れてはなりませんよ…!!)
また、こちらの1号消火栓に関しては“ホースをのばす人”と“ハンドルをまわす人”の2名操作が前提となっています。訓練なしに連携が取れるかというところも課題となっています。
— 青木防災㈱【公式】🧯 (@aokibosai) 2018年2月18日
現在、1人でも操作可能な“広範囲型2号消火栓”という消火栓を普及させる運動もございます。https://t.co/EM51p58yrk
◎ 消火栓の“操作方法”標示にも変化が…
弊社にあった在庫の使用法シールも、前回穴埋め問題(大喜利)になっていたものと同様に遠隔起動ボタンを押す操作が③に設定されていました。
— 青木防災㈱【公式】🧯 (@aokibosai) 2018年2月18日
“消火ポンプ起動”の手順は感覚的に予想しずらいため、重要視すべきだと改善されてきている証拠かと思います。 pic.twitter.com/gUrrMLyz7j
✍(´-`).。oO(まずボタン押した方が…、、と考えられた結果…。。)
これは“誰もが”使うことを前提としたものだと考えられます。
— 青木防災㈱【公式】🧯 (@aokibosai) 2018年2月18日
なぜなら、不特定多数の利用者が想定される“特定防火対象物”にも同じ様なものが設置されるためです。
“不特定”のレベルが高い関西国際空港の1号消火栓は、消火栓BOXがクリアなことに加え、遠隔起動ボタンを押す操作が①になっています。 pic.twitter.com/Y33tT7AqFA
◎ ちなみに消火ポンプってのはコレ!
![まず屋内・屋外消火栓の“消火ポンプ”を起動](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/saedceb5af74caefd/image/i118efb485ae0be1f/version/1549080743/%E3%81%BE%E3%81%9A%E5%B1%8B%E5%86%85-%E5%B1%8B%E5%A4%96%E6%B6%88%E7%81%AB%E6%A0%93%E3%81%AE-%E6%B6%88%E7%81%AB%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%97-%E3%82%92%E8%B5%B7%E5%8B%95.jpg)
◎ まとめ
- 消防法施行規則第12条〔屋内消火栓設備に関する基準の細目〕7のへにて逐一ポンプ室に行って消火ポンプを起動させなくてもその場で遠隔起動できるようにと定められていた。✅
- 消火ポンプを動かさずに消火栓のバルブを開けても、配管内に元からあった水が出てくるのみで殆ど消火の役には立たなかった。✅
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