最近、イシューから始めよでお馴染みのYahoo!の安宅和人さんが執筆された「シン・ニホン」が話題ですね。📖(´∀`*)ウフフ✨
その中で『この国は妄想では負けない』って話があって、確かに日本人は幼少期からドラえもんをはじめとするSF作品に当たり前の様に触れて育ってきなぁと思います。👽💭
消防設備業界はアナクロで、そんな近未来的なものなんて無いよなぁ‥と物思いにふけっていると『あ、そういえばパッケージ型自動消火設備って「どこでもスプリンクラー」とも捉えられるよな』って気付きました。🧠( ゚Д゚)❕
皆さんのお部屋の天井からも、設置すれば放水できますよ。⛲笑
「どこでもスプリンクラー」って⁉
天井から放水する消防用設備といえば、代表的なものとして皆様ご存知の一般的なスプリンクラー設備が挙げられるでしょう。💡
ブログタイトルでもある「どこでもスプリンクラー」というのは、そのスプリンクラー設備の代わりとして、ホテルや福祉施設等の一部用途にのみ設置可能である “パッケージ型自動消火設備” というものを指しています。🧯\(゜ロ\)(/ロ゜)/🛸
一般的なスプリンクラー設備は、消火水槽に貯めていた水を消火ポンプで加圧送水してスプリンクラーヘッドから放射するという機構ですが、「どこでもスプリンクラー」のパッケージ型自動消火設備にはそれらがありません。👻♪
では一体、どの様な機構で「どこでもスプリンクラー」は天井から放水しているかというと、以下の画像をご覧下さいませ。⛲✨
「どこでもスプリンクラー」の構造
㊙(´-`).。oO(特別に弊社員が施工したパッケージ型自動消火設備Ⅱ型が設置されている‥、、天井裏もお見せしましょう…。。笑)
よって、「どこでもスプリンクラー」を実現する為には、以下の工事が必要になります。👷💭
- ☑ ①消火薬剤タンクの設置
- ☑ ②放水ヘッドまでの銅管敷設
- ☑ ③感知器までの電気配線
「どこでもスプリンクラー」の今後
既設の一戸建てを用途変更してグループホーム等の福祉施設として使用する場合が増えていますが、その際にスプリンクラー設備の設置義務が生じる場合があります。🔍👮📃
これまで小規模施設には “特定施設水道連結型スプリンクラー” という、水道管から分岐して天井のスプリンクラーヘッドより放水‥という機構の設備の方が「安い」ケースが多かった為、その方法で消防法上のスプリンクラー設置義務をクリアしていました。💡
ところが、スプリンクラー設備の設置対象となる福祉施設の様な建物が増加するにしたがってモノも出るようになり、全体的に価格が下がってきて普及する兆しが見えてきています。🌅(´∀`*)ウフフ♪
さらにパッケージ型自動消火設備の方が “施工もラク” という二度おいしい状況になっていますので、今後この「どこでもスプリンクラー」が益々選ばれていくでしょう。💯
まとめ
- アナクロな消防設備業界にもスプリンクラー設備の代替設備であるパッケージ型自動消火設備の様な「どこでもスプリンクラー」とも捉えられるものがあった。✅
- 一般的なスプリンクラー設備は、消火水槽に貯めていた水を消火ポンプで加圧送水してスプリンクラーヘッドから放射するという機構だが、「どこでもスプリンクラー」のパッケージ型自動消火設備にはそれらがなかった。✅
- これまで小規模施設には “特定施設水道連結型スプリンクラー” という、水道管から分岐して天井のスプリンクラーヘッドより放水‥という機構の設備の方が「安い」ケースが多かったが、福祉施設の様な建物が増加するにしたがってモノも出るようになり、全体的に価格が下がってきて普及する兆しが見えていた。✅
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消防設備士甲1類勉強茶 (月曜日, 22 6月 2020 17:17)
コメント失礼します。通常のスプリンクラーの設置基準でわからないことがあります。11階以上の建物にあるものはそこのフロアーのみ(非特防含)11階以上の建物は全てのフロアにこの設備を設置しなければならないと理解してるのですが、11階以上の建物全てにスプリンクラーを設置しなければいけないのは特防のみでしょうか?非特防は11階以上でもフロアのみの設置でOKなのでしょうか?