![消防用設備点検の報告書を電子化](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=495x1024:format=jpg/path/saedceb5af74caefd/image/i2d86cd53e12d06bc/version/1509527633/%E6%B6%88%E9%98%B2%E7%94%A8%E8%A8%AD%E5%82%99%E7%82%B9%E6%A4%9C%E3%81%AE%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8%E3%82%92%E9%9B%BB%E5%AD%90%E5%8C%96.jpg)
消防用設備点検・報告の現状と課題
![東住吉消防署](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/saedceb5af74caefd/image/icca6ce6c5ec7c8eb/version/1509430530/%E6%9D%B1%E4%BD%8F%E5%90%89%E6%B6%88%E9%98%B2%E7%BD%B2.jpg)
有資格者がすべき仕事
ここで明らかにしておきたいのが、延べ面積云々に関わらず “報告書の提出” のみであればお客様でも可能という事です。📮✨
![消火器の放射能力試験をする“消防設備士”](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/saedceb5af74caefd/image/i20ae4b0b2e2644f7/version/1509434185/%E6%B6%88%E7%81%AB%E5%99%A8%E3%81%AE%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%8A%9B%E8%A9%A6%E9%A8%93%E3%82%92%E3%81%99%E3%82%8B-%E6%B6%88%E9%98%B2%E8%A8%AD%E5%82%99%E5%A3%AB.jpg)
もし、データでの報告書提出が可能になれば、上記の移動を伴う代行業務が無くなり、“お客様” と “防災屋” がWin-Winの関係になると考えています。👑✨
イシューからはじめても“電子化”
![イシューからはじめよ](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/saedceb5af74caefd/image/i1e2965747adfde6b/version/1509518411/%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%82%88.jpg)
細かい事情はさておき、この時に解決策として挙げられたのは “情報共有” の徹底など、対症療法的なもののみでした。📞
しかし、そもそも “書類を取りに行くための移動” は必要なのか?と考えたときに、“無くせる” という事実に気づきました。💡
働きかけるべき問題は、今している仕事の効率化ではなく、今後するべき仕事の方法を作ることではないかと。📖
管理人のオススメ本である、安宅和人さん著の “イシューからはじめよ” P.29に “イシュー度” と “解の質” という概念が書かれているのですが、“電子化” における考え方のヒントが目白押しです。🐤
電子化実現構想
管理人は前職にて “港湾” のコンテナターミナルという場所で働いたことがあります。🚢
![業界ごとにデータベース](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/saedceb5af74caefd/image/i05ad9e9c43043268/version/1509522363/%E6%A5%AD%E7%95%8C%E3%81%94%E3%81%A8%E3%81%AB%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9.jpg)
そこでは、“NACCS(ナックス)” という輸出入情報処理システムを使用していました。💻
日本中の貨物がNACCSで管理され、通関業務を行う企業は全てこのNACCSというデータベースを利用して仕事をしています。💡
✍(´-`).。oO(“通関士” という国家資格の “通関実務” という括りの問題にも、このNACCSの使用方法について出題されます…。。)
次に、いつかの “月間フェスク” という消防・防災情報誌に『北海道において、宅建士にのみ消防用設備点検を実施していない防火対象物を教えた結果、報告率が上がった。』というような記事があった事について言及していきます。📚(;´∀`)❕
電子化の証でもある“ハトマーク”
当時の管理人は前述した内容の記事を見て「宅建士すげー、本州でも実施されそうだから資格取ろうかなァ…。」と感じていました。🎫
![宅建協会の“ハトマーク”](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/saedceb5af74caefd/image/i33ffe6fea296fca0/version/1509524356/%E5%AE%85%E5%BB%BA%E5%8D%94%E4%BC%9A%E3%81%AE-%E3%83%8F%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF.jpg)
各“消防本部”に細分化された責任
つまり、データベースを導入するとしたら最初は “消防本部” 単位で実績を作り、それを日本中に広めていくというような流れになると推測されます。🗾♪
また、塩谷様も電子化には大賛成で『はやくならないかナァ…。』
くらいの感じでした。💬
✍(´-`).。oO(もしかしたら “単にリーダーシップがあって熱意がある人がいないだけ” の可能性が…。。)
大阪市は “消防局” という “消防本部” より大きい規模の組織ですので、こちらで何とかできれば日本中は何とかなってしまえるのではないかと想像しております。🌐(;´∀`)👌✨
中立的な組織がベスト
![“中立”といえばスイス](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/saedceb5af74caefd/image/ic87b2aa1ae26d387/version/1509526094/%E4%B8%AD%E7%AB%8B-%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%88%E3%81%B0%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%B9.png)
今まで “電子化” の動きが無かったのかというと、それが大有りであったようです。⚡\(゜ロ\)(/ロ゜)/
あの業界大手メーカーである “N防災”様が実施しようとしたところ、一社独占状態は良くないのではという声があったようで実現には至らなかったようです。💡
✍(´-`).。oO(その能美防災様の会長殿も、研修後の懇親会の場にいらっしゃたという…。。)
独占状態を避けるためにも、公的な組織(例えば、“公益社団法人” や “一般社団法人”)等が適切ではないかとおっしゃっていました。👮💬
✍(´-`).。oO(ちなみに前述しましたNACCSの前身は “独立行政法人” であり…、、現在は株式会社化されたようです…。。)
「スマテン」による点検・報告
🎬(´-`).。oO(スマテンさんのサービスについては…、、下記の動画をご覧頂けましたら理解が早いかと思います…!!)
建物オーナー様をはじめとするお客様にとっても、業界にとっても大変ありがたいサービス、取り組みであると感じます。💯✨
実際のところ、“電子化” されて非効率な手続きなどを無くさなければ、近い将来やっていけなくなるのでは…とさえ思うことがあります。🌐(;´Д`)💦
現在、スマテンさんのサイトにて「消防設備業をされている方の意見」を募集しているフォームがあり、近日また総務省消防庁の担当者様と、その意見を参考に相談をする機会があるとの事です。⏰
✍(´-`).。oO(皆様…、、奮って意見を書き込みましょう…!!)
まとめ
- 他業界がデータベースを運用して生産性を向上させているように、消防・防災業界も “中立的な立場の組織” が率先して電子化を推進すること必要があった。✅
- 点検・報告業務に関する権限は、各消防本部にある為、最初は “消防本部” 単位で実績を作り、それを日本中に広めていくというような流れが予想された。✅
- スマテンさんが消防用設備点検・報告の電子化をし、お客様および業界の発展に向けて頑張ってくれていた。✅
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question (金曜日, 26 7月 2019 16:41)
早くそうなってほしいですねー。
報告書を作成する際にソフトを使用されている業者さんが多いと思いますが、
電子化されたとして各ソフトも対応できないとですねー。
自分が使っているのはエクセルベースの楽チェックというソフトですが、協力会社さんはまた違ったり、個人でやられている方はHP等からワードでダウンロードして作成していたり・・・
管理人 (土曜日, 27 7月 2019 10:44)
>questionさん
コメントありがとうございます!!
点検のデータを各所轄消防署宛に送るのは難しくないと思っているのですが、未だに独自の非効率な方法で入力されている方も多数いらっしゃるらしく、ここ最近で切替に踏み切る方もまだまだいらっしゃるようで、アークリード株式会社さんのAIBO-ZU(従来のIZUBOーZU)も売れまくっているようです。
郵送での提出が一通り普及して、世の中的にもっと効率を重視する流れになれば、他業界より二・三歩遅いタイミングで当業界も電子化されていくのかな…と思ったり。
今後とも宜しくお願い致します!!�