交換した“非常警報設備”の概要
上記に記した通り、電源別置きの場合は自動火災報知設備の “総合盤” とほぼ同じです。💡(;・∀・)
改修前の機器より、現行のモノの方がサイズが大きいのは、大量生産されている総合盤と同じ形状とすることでメーカー側もコストを削減しているからかと予測されます。💸(>_<)!
ちなみに自火報の総合盤の定価は¥25,300円であるのに対して、こちらの非常警報設備一体型内器の定価は¥18,500円で、露出ボックスが¥6,500円ですから計¥25,000円です。🗽✨
つまり、何故か ¥300円だけ非常警報設備の方が安いという価格設定になっています。笑📝
🚨(´-`).。oO(端子台とか微妙に違うからかなあ…。。)
非常警報設備本体の交換工事
“操作部”という予備電源の交換
複合装置との価格比較
冒頭でも述べさせて頂きました通り、非常警報設備は “複合装置” という機器を用いることが多いです。👷!
複合装置はバッテリーが各機器に内蔵されており、定価が露出型の場合¥29,800円です。🔋
一方、本工事で用いられたような電源別置き型の場合、2回線の操作部が定価¥206,500円、一体型機器がボックスも併せて¥25,000円です。💔(;´Д`)タカッ
単純に計算すれば、機器1台当たり¥4,800円の価格差なので、206,500 ÷ 4,800 = 43.02‥となり、何と43台設置しなければペイ出来ないことになります。🏢💦
🚨(´-`).。oO(つまり…、、絶対損する…イヤ違う!?)
高かろう良かろう非常警報設備(システム用)
“システム用” と呼ばれている非常警報設備の特徴は以下の二点にです。✌(´・ω・`)✌
- 住戸内に“起動装置”や“音響装置”を設けて、操作部に信号を送ることで警報を作動できる。🏠
- 各住戸の玄関上部にでも“非常警報用火災表示灯”を設置しておけば、どこの部屋で信号が発せられたかという個別表示ができる。🚥
つまり、自動火災報知設備の設置義務が生じていない(延べ面積が500㎡に達していない)中規模の共同住宅において、火災予防上有用であるのが、“システム用” の非常警報設備といえるのではないでしょうか。🏢(;・∀・)👌✨
🔥(´-`).。oO(どこで火事があったかのかが‥、、一目瞭然なのはgoodですね‥。。)
参考:Panasonic
まとめ
- 非常警報設備の中でも、別置の予備電源より24Vの電力を供給して動作させるタイプ のものの改修工事を行った。✅
- 2回線の操作部を採用した場合でも、43台設置しなければペイ出来ないことが計算により分かった。✅
- 住戸内に“起動装置”や“音響装置”を設けて、操作部に信号を送ることで警報を作動できたり、玄関上部にでも“非常警報用火災表示灯”を設置しておけば、どこの部屋で信号が発せられたかという個別表示ができたりと、火災予防上の効果が高かった。✅
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