今回、弊社の前田社員が消防設備士甲種4類の試験を受けた際に『チキショ~~ぉおッ!!間違えたァァーー!!』ってな具合で強烈に記憶に刻まれている問題についての話です。🧠💦
これから消防設備士甲種4類の試験に挑戦する方々の役に立てば‥という思いで紹介します、受験生は必見!🔭(´∀`*)ウフフ♪
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過日(R2.2.16(日))、静岡県で受験した消防設備士甲種4類の試験で、私が特に印象に残った問題を公開させて頂きます。
第4類は消防設備士にとって工事や点検で最も使うことが多い分野で、甲・乙種を合わせると最も受験者数が多い類です。
◎ 実技問題<製図>第2問
(図1)のようなエレベーターシャフトとエレベーター機械室に、感知器を書き込む問題です。
堅穴区画には煙感知器を1個設置すればよいことになっているのですが、図のように堅穴区画がエレベーターシャフトとエレベーターを引き上げるワイヤーやモーター等を設置する機械室に分かれている場合はどうすればよいかという意図の問いだと思われます。
一般的なエレベーターで多いのは、エレベーターシャフトとエレベーター機械室が完全に遮断されており、エレベーターシャフト上部に煙感知器を1個、エレベーター機械室の天井に差動式スポット型感知器1個を設置するケースです。
しかし、設問では図のように、エレベーターシャフトと機械室の間に仕切りはあるものの、一部で空間が貫通しています。
つまり、煙が竪穴区画から機械室に通過できる構造になっているケースです。
試験時、私はエレベーターシャフトの上部に煙感知器1個、エレベーター機械室の天井に差動式スポット型感知器1個を書き込んでしまいました(図2)。
試験終了後に解答を知りたくて色々調べてみたところ…、エレベーター機械室天井に煙感知器1個設置のみが正解のようでした(図3)。
私は、甲4試験対策として、日本消防設備安全センター・ユーキャン・工藤本など4冊の製図問題を解きましたが、このような問題の類題は掲載されておらず、非常に悔しい思いをし、不合格を確信したため、再度三重県での甲4試験の申込みをしていました。
結果的には実技66%で、運よくギリギリのラインでの合格となりました。
◎ 消防設備士の過去問について
以下は消防設備試験のネタバレになります。興味のある方は読んでください。
消防設備士の試験は、46道府県で1年間に2~3回(東京都を除く)行われている為、その都度試験問題を作成していると非常に労力がかかります。
そんな事情もあり消防試験研究センターでは「同じ問題を使い回しすることもある」様でして、受験生が試験問題を持って帰るのはご法度になっています。
現に私も、京都で受験した甲種第1類と和歌山で受験した甲種第2類の法令問題が全く一緒でした。
以上のことから、これから消防設備士甲種4類を受験される方は上記の問題を是非マスターされることをおススメします。
もしかしたら、私のように全く同じ問題に出会えるかもしれませんね!
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【🥦管理人より一言】
- 手こずった問題ほど記憶に刻まれるもの…そんな宿敵と再び巡り合って戦えるかもしれないなんて、七夕の今日に相応しい素敵な話ですね!🎐(´∀`*)ウフフ♪
【📺CM】4類「過去問テスト」作りました
他の資格試験では過去に出た問題と全く同じ問題は出ませんが、消防設備士の試験では過去に出た問題と全く同じ問題が出る可能性があるのです。📝٩( ''ω'' )و🔎
よって、表に出づらい「実際に出た問題」の情報をGETし、それを元に勉強をすれば合格に大きく近づくことができるのです。
青木防災㈱のnoteにある「過去問テスト」は、その名の通り実際 “過去に出た問題” のテストになります。⌛(´∀`*)ウフフ♪
管理人が過去問に関する情報収集を積み重ねピックアップして過去問ベースの模擬試験です、是非ご利用下さい!💯✨
◎ まとめ
- 弊社の前田社員が消防設備士甲種4類の試験を受けた際に出題された、エレベーターシャフトの感知器について公開した。✅
- 設問ではエレベーターシャフトと機械室の間に仕切りはあるものの一部で空間が貫通しており、煙が竪穴区画から機械室に通過できる構造になっているケースであった為、エレベーター機械室天井に煙感知器1個設置のみが正解であった。✅
- 消防試験研究センターでは「同じ問題を使い回しすることもある」様なので、これから消防設備士甲種4類を受験される方は上記の問題を是非マスターされることをおススメした。✅
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